記事作成にあたり、客観的な一次情報を集めるため以下の内容で「離乳食や幼児食」(生後6ヶ月〜5歳頃までの子どもの食事)に関する独自アンケート調査を行いました。
調査期間 | 2023年2月25日〜2023年3月10日 |
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情報収集源 | クラウドワークス |
年代 | 20代〜50代 |
性別 | 男性20名 女性80名 合計100名 |
調査結果では、子どもの食事作りで栄養バランスを意識していると答えた人の割合は91%以上と大多数を占め、意識はしているものの、不安なこととして「栄養バランスの良い食事を用意できているか心配」と回答した人の数が67と半数以上を占める結果となりました。
子どもの食事についての関心は高く、離乳食や幼児食の食事作りや成長に必要な栄養素について学ぶことは大きな意味があるといえるでしょう。
アンケート調査の質問項目1:子どもの食事作りで栄養バランスを意識していますか?
質問項目1つめの「子どもの食事を作るときに、栄養バランスを考慮した食事作りを心がけていますか?」について、「意識している」と回答した人の割合が41%、「やや意識している」と回答した人の割合が50%で合計91%と9割以上でした。
「あまり意識していない」と回答した人の割合が9%、「意識していない」と回答した人の割合は0%で、子育て世代の離乳食や幼児食に対する興味関心の高さがうかがえます。
アンケート調査の質問項目2:子どもが特に苦手な食べ物は何ですか?
質問項目2つめの「子どもが特に苦手な食べ物は何ですか?」について、「野菜」と回答した人の割合が76%、「魚」と回答した人の割合が23%でした。
「肉」と回答した人の割合が11%、「その他」と回答した人の割合は13%で、大部分が野菜・魚を占める結果となりました。
幼児期はピーマンなど苦みのある野菜を本能的に避ける傾向があるため、調理や対応の工夫が必要であることがうかがえます。
アンケート調査の質問項目3:子どもの食事に関して、どんなことで悩んだことがありますか?
質問項目3つめの「子どもの食事に関して、どんなことで悩んだことがありますか?」について、複数回答可で回答を募ったところ、「栄養バランスが取れているか」と回答した人の割合が67と最も多く、「レパートリーが少なく、メニューがワンパターン」と回答した人の割合が50で上位2位を占める結果となりました。
そのほか「準備や料理に手間がかかる」というように時間の面での悩みや、「子どもが食事を食べない」「食品添加物や農薬などの安全性」「食物アレルギーへの対応」という回答も得られました。
アンケート調査の質問項目4:子どもが食事を食べないとき、どうやって解決しましたか?
質問項目4つめの「子どもが食事を食べないとき、どうやって解決しましたか?」について、「SNS・インターネット検索」と回答した人の割合が58%と最も多く、「自分の母親(父親)に相談して解決した」「市販の本」と回答した人の割合がそれぞれ14%、13%とほぼ同じ数値でした。
そのほか「友人に相談」と回答した人の割合が10%、「地域の保健師に相談」と回答した人の割合は5%でした。
困ったときの解決策を見つける情報源として、SNSやインターネット検索は使われる頻度が高いことがわかります。
アンケート調査の質問項目5:子どもの食事をどんな方法で学びたいですか?
質問項目5つめの「子どもの食事をどんな方法で学びたいですか?」について、複数回答形式で意見を集めたところ「映像で理解しやすい動画」と回答した人の割合が68と最も多く、「自分のペースで学べる通信教育」と回答した人の割合が29、「市販の本で独学」と回答した人の割合が26で上位3位を占める結果となりました。
勉強方法として少数派ですが、「会場での料理教室や講習会」「検定試験に挑戦する」と回答した人の割合がそれぞれ15、2となりました。